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(2022.4.5修正)
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の流行が長きに渡り続く中、当初大きな話題にもなったゴーグルやN95マスクなどの個人防護具(PPE)を長時間装着しつづけることで起こる圧迫による痛みや赤み・腫れなどの身体的苦痛について、軽減する方法が学会から紹介されるなど、その対策も増えてきました。
感染防止用のゴーグルやマスクなどで圧迫される部分のMDRPU(医療関連機器圧迫創傷)や痛みの軽減方法は、使用する個人防護具の種類や個人ごとに異なる場合もあります。これらの対策に用いる物品のひとつとして、器具圧迫をやわらげるクッション・ドレッシング「ココロール」が活用できます。
ココロールをカットして貼ることで、個人防護具による圧迫を軽減し、痛みや傷などの発生リスクを抑えます。また、肌と器具の隙間にフィットするココロールなら、マスクやゴーグルの鼻が当たる部分(マスクならノーズワイヤー部分)の内側に貼ることで、話をしたり、下を向いたりなどの動作をしても器具がズレにくく、マスクやゴーグルに触れる回数を減らす効果も期待できます。
「ココロール」を使った、個人防護具のMDRPU対策
■マスクのひもで圧迫される耳介に。
マスクのひもに、『ココロール』を図のように貼り付けます。
紐を挟むように貼り付けるとはがれにくくなります。
■感染対策用のゴーグルで圧迫される頬に。
ゴーグルが当たって圧迫されるところに、カットして貼り付けます。
■マスクの内側に貼って、ズレの防止に。
鼻が当たる部分に貼ればココロールの表面の摩擦力によりマスクがズレにくくなり、マスクの位置を調整しなおすために手で触る回数を減らせます。
※ココロールを使用する場合はフィッティングテストを必ず実施し、密着性を確認してください。
※MDRPU対策実施に当たっては感染対策担当部門と相談して実施してください。
感染対策用のマスクやゴーグルによるMDRPU・痛みを防ぐための、ココロールの対策法を掲載したPDF資料がダウンロードできます。医療従事者のみなさまのMDRPU対策の一つとしてぜひご活用ください。
医療従事者のみなさまに使用される場合の、クッション・ドレッシング「ココロール」のサンプルご請求はCONTACT USよりご依頼ください。