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MDRPU対策中にココロールを貼ったまま観察する方法|上から“エアウォールふ・わ・り”を貼って、ラクラク皮膚観察!
MDRPU(医療関連機器圧迫創傷)対策が必要な箇所に器具の下に貼って使う、クッション・ドレッシング「ココロール」。
クッション性が高く長時間へたらない素材は、治療を続ける間、器具からの圧迫を軽減し続けるのにぴったりです。
MDRPU対策では適度な観察も勧められていますので、
今回は、ココロールをはがして観察した後、元通りに固定できる方法をご紹介します。
準備するものは、ふたつ。
「ココロール」と、極薄・透明フィルムドレッシングの「エアウォールふ・わ・り」です。
ココロールは、ケアしたい箇所のサイズに、
エアウォールふ・わ・りは、それよりふた回りほど大きめにカットします。
1. ココロールをケアしたい箇所に貼ります。
2. 観察しやすい1辺をあけるように、上からエアウォールふ・わ・りを大きめに貼ります。
3. 〈2〉であけておいた辺からココロールを浮かせて、皮膚を観察します。
エアウォールふ・わ・りはとても伸縮性の高い極薄フィルムなので、ココロールを浮かせて観察した後も、元通りに固定することができるのです。
この記事で紹介した内容は、PDF形式でダウンロード可能です。
(ココロールの、脚や顔へのわかりやすい貼り方もひとつの資料にまとまっています)
気になる箇所にココロールを貼ったまま観察できる方法をご紹介しました。
MDRPUが心配なときのケアに役立てていただければ嬉しいです。