みんなの、使い方・工夫
「こんなときどう使う?」
いろんな工夫を、写真・動画でわかりやすく。
医療現場でよく使われる、透明で薄い「フィルムドレッシング」。
ポリウレタン素材の薄いフィルムなので肌への負担は少ないとは言え、はがすときに肌が赤くなってしまったり、痛みを伴ってしまうこともあります。
今回は、肌の弱った方でも安心してはがせる、フィルムドレッシングの「はがし方」をご紹介します。
また、もしはがすきっかけが見つからないときに試してみたい、「はがすきっかけの作り方」も合わせてご紹介いたします。
目次
簡単! フィルムドレッシングの「肌にやさしいはがし方」
フィルムの端を持ち、フィルムを肌からできるだけ浮かせず、肌と平行になるようにやさしく引っぱって伸ばしながら、ゆっくりはがします。
肌と平行にはがすことで、フィルムが伸びて肌から自然に浮くようにはがれてきます。
紙のサージカルテープなどは反対に、折り返すようにしたほうが肌にやさしいと言われているのでご注意ください。
もし、はがすきっかけが見つからないときは…
1 医療用テープを上から貼って、一緒にはがす
医療用のサージカルテープなどをカットして、フィルムの端ぎりぎりにしっかり貼りつけます。
ゆっくりと真上に持ち上げるようにサージカルテープを少しずつはがします。
サージカルテープと一緒にフィルムがはがれるので、そこをきっかけに、肌と平行にはがしていきます。
2 指の腹でやさしくこする
フィルムの端から中央に向かって、指の腹でやさしくこすります。
くるくると筒状に巻くようにするイメージです。
つまめる程度のまとまりができたら、そこをきっかけにはがします。
3 油分を含むものをなじませる
クレンジングオイルや油分の多い保湿クリームなどをフィルムの端からなじませます。
フィルムと肌の境目に塗り込むようにします。
フィルムが浮いてきたら、そこをきっかけにはがします。
フィルムドレッシングの「肌にやさしいはがし方」と、「はがすきっかけの作り方」をご紹介しました。
患者さんの肌の状態や、フィルムを貼っている場所や使い方などに応じて、はがし方もぜひ使い分けてください。
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